1.12.2020

木材製品の製造時に生み出されるエネルギーは消費量を超えます

木材製品や構造物の製造は、他の原料を使った製品や構造物に比べると、消費エネルギーが非常に少ないのが特徴です。他の原料と違い、木材製品の製造時に必要はエネルギーのほとんどは、再生可能なエネルギーが主です。エネルギーの大部分は、木材製品の製造過程で樹皮などの副産物から得ることができます。実際、挽き材やプレーナー加工材など建設用木材の製造では、消費する以上のエネルギーを生み出します。

木のライフサイクルの最後には、木材製品はリサイクルされたりエネルギー源として活用されたりします。木から得られるエネルギーは再生可能で、化石燃料の代替エネルギーとしても利用できます。

さまざまな建築資材の製造時のエネルギー消費量。この表では再生可能/再生不能エネルギー源ごとのエネルギー産出量を示しています(出典:『Building Information Group RT環境レポート』)。