30.11.2020

品質クラス、名前、寸法

挽き材は品質特性に基づき、次のクラスに分類されます。

品質はまず、US、V、VI、VIIの4段階に分けられ、USが最高の品質クラスです。USクラスには生産シェアによりUS IからU IVの4段階に分けられます。VクラスとVIクラスにはサブクラスはありません。VIIクラスは一番下の品質クラスで、その下限は詳細な表に示された値はなく、言葉の上での区分です。条件のないすべての木材特性はDクラスに分類できます。ただし、挽き材は1枚の板であること、すべての面に刃が入ることが必要です。

寸法付き挽き材とは、正確な寸法に粗くプレーナーをかけた挽き材です。挽き材は送り速度1mmで全面にプレーナー加工を施して寸法に合わせて切ったものです。プレーナーは粗くかけてあるため、ざらざらした部分や溝が残っている場合があります。

プレーナー加工材とは長方形の挽き材で全面にプレーナーをかけた木材です。挽き材のプレーナー加工は、前面で2mm以上プレーナーをかけます。プレーナーをかけた表面は滑らかで、挽き跡や溝は残っていません。

木材と他の素材やアイデアを組み合わせることで新たな製品が生まれています。木材とプラスチックでできたコンポジットや圧力に反応する構造材などがあります。繊維を離解した木材やパルプ材を使った新しいタイプの特別な製品も作ることができます。木材を加工することで、保温性の高い木材など、その特性を高めることが可能です。