1.12.2020

木造建築の防音性

木造建築の防音にはコンクリート建築とは違った方法が用いられます。耐火性の高い木造建築の多くは防音性にも優れています。

空気伝播音の防音性を高めるために、仕切り壁や中間床構造が層を成して作られ、層と層の間を空けることで音が構造物に伝わるのを防ぎます。床の足音を吸収するために、構造的な振動を軽減する素材を追加します。優れた防音性を実現するには、構造物、ジョイント部分、穿孔がしっかりしていることが重要です。構造的な防音性は、一番弱い連結部分に左右されます。

木造建築でも高い防音性を実現し、厳しい防音条件をクリアすることができます。